1. HOME
  2. ブログ
  3. NJKの家づくり
  4. 家づくりを始める方へ。資金計画の立て方についてご紹介します

住まいのお役立ち情報

NJKの家づくり

家づくりを始める方へ。資金計画の立て方についてご紹介します

家づくりを考えるにあたって、どういったレイアウトやインテリアにするか、また家が完成したあとの生活を考える時間はとても楽しく、わくわくするでしょう。しかし一方で、現実には考えなければならないこともそれ以外にもたくさんあります。多くの人が共通して抱える悩みはお金のことではないでしょうか。
今回の記事では、家づくりを始める人が悩む、資金計画の立て方について紹介します。

家づくりに必要な資金とは


家づくりには物件や土地の他にもかかる費用がたくさんあります。まずは、どのような費用が必要なのかを知ることが重要です。

土地・建物

まず必要なのは建物と土地の費用です。建築費と土地取得費用は一般的に年収の6〜7倍程度が適当だと言われています。例えば、年収500万円の人であれば、建物と土地合わせて約3,000万円〜3,500万円と考えるといいでしょう。

別途工事費

別途工事費とは、ガスや水道に係る「布設(ふせつ)工事」や庭や駐車場などに係る「外構工事」などが当てはまります。金額としても大きなものになるため、家づくりを考え始める初めの段階からしっかりと確認しておくことが重要です。

諸費用

諸費用とは印紙税や登録免許税など住宅の取得に必要な税金や、火災保険料や司法書士に支払う報酬などがあります。

その他費用

その他にかかる費用としては、引っ越し費用や地鎮祭・上棟式費用などの費用などです。また、水道加入金、下水道の負担金など設備に関する費用もあります。一つひとつの費用は小さくても、いくつも重なると大きな金額となるので、しっかりと資金計画に含めて考えていきましょう。そして、選択する設備によってどのような費用が発生するかなども、業者の方に事前に確認するようにしましょう。

資金計画の立て方


どのような費用が必要になるかがわかったところで、今度は資金計画の立て方について考えていきましょう。お金を借りる場合にもさまざまなローンが存在しています。家を建てた後に家族構成が変わる家族も多くいると思いますが、子供の教育費用や老後の費用など、現在は見えていなくても、将来必要になる費用なども見据えて資金計画を立てていくことがポイントです。

まず留意するべきこと

資金計画のポイントについて具体的にご紹介する前に、まず念頭に置いて欲しいことについてご説明します。
住宅を取得した場合、一回きりですが土地の不動産取得税と建物の不動産取得税が発生します。それとは別に、年々額は下がるものではありますが、土地や建物の固定資産税が毎年かかります。

ランニングコストとしてかかるものですので、そういったことも資金計画の中に含めることが大切です。ただ、固定資産税の額は先にわかるものではありません。建物の大きさや造りによっても異なるので、「完成後に継続的にかかる税金がある」ということを留意してもらうことが大切です。
賃貸に住んでいる場合、固定資産税が契約者にかかることはありません。単純に「今まで住んでいた家賃分を返済に・・・」と考えてしまうと首が回らなくなることもあります。なので資金計画を立てる際には以上のことを念頭に置いておくことが大切です。

自分で計画を立てる

自分で計画を立てられるのであればそれがベストです。資金計画を考えることは、ある意味で人生計画を考えるようなものです。自分と家族のこれからをしっかりと考えることにもつながるので自信がある人は家族と一緒に考えながら計画を立てていきましょう。しかし、計画の段階で見落としなどがあると大きな後悔につながることもあるので、少しでも不安がある人はその道のプロに相談する方が無難でしょう。

金融機関に相談する

家づくりをする人の多くが住宅ローンを利用すると思います。融資を受ける金融機関では専門のスタッフが資金計画の相談に乗ってくれる場合が多いです。金融のプロである点では安心できますが、一方でその金融機関で借りることが前提となっているため、より多くの選択肢を検討したい場合には複数の金融機関に相談してから決めることをお勧めします。

FPに相談する

FPとはファイナンシャルプランナーという専門の資格を持つ、資金計画を立てるプロフェッショナルのことです。金融機関に所属しているFPもいますが、フリーで資金計画の相談を受けている方もいます。第三者の立場としてアドバイスしてくれるという意味では、フリーのFPに相談するのも選択肢のひとつとして検討してみてもいいかもしれません。

工務店・ハウスメーカーに相談する

最近では、工務店やハウスメーカーでも資金計画の相談に乗ってくれる場合が多くあります。FPの資格を持つスタッフが在籍している場合もあるので、まずは家づくりをお願いする工務店に家づくりと合わせて相談してみましょう。

まとめ

今回の記事では家づくりに必要な費用と、資金計画の方法について紹介しました。新しい家で理想の生活を実現するためには、しっかりとした資金計画を立てておくことがとても重要です。今回の記事を参考に、資金計画を立て、理想の家と生活を手に入れてもらえれば嬉しいです。

長野住環境企画は資金計画の立て方もアドバイスいたします

長野住環境企画は、家づくりは住まいづくりであると考え、家が完成した後にも楽しい生活を送っていただきたいと考え、資金計画も家の設計とともにご相談をお受けいたします。
家づくりのこと、資金計画のことでお悩みの方はまずお気軽にお問い合わせください。