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注文住宅を建てたい!土地探しの流れやポイントについてご紹介します

注文住宅で家を建てるとなると、まずは土地探しから始めなくてはいけません。
理想の土地はどこにあるのか、何から手を付けていいのか悩みますよね。
注文住宅の土地探しには、コツがあります。
この記事では土地のエリアを決めることから、実際に見学に行くまでの流れを、コツを交えて解説します。
またここでご紹介する、ポイントや注意点も参考にしてください。
注文住宅の土地探しのコツをつかみ、注意点を理解した上でポイントをおさえれば、理想の土地に巡り合えますよ。
「失敗しない土地探し」にお役立てください。

土地探しの流れ


注文住宅の土地探しには順番があります。
やみくもに探しても、理想の土地は見つかりません。
理想の土地をいかにして見つけるのか、流れとコツを解説します。

ステップ1 エリアを決める

あなたの住みたい町はどんなエリアでしょう。
・通勤に便利な駅の近く
・公園など自然がある
・スーパーなどの商業施設が近くにある
・子どもの通う学校の近く
上記に当てはまる項目はありますか?
希望のエリアは住む人それぞれのライフスタイルによって変わります。
一生住む家ですから、家族構成や、老後について考えることも重要なポイントです。
エリアを決めるコツは、希望を書き出し、優先順位を考えて譲れないポイントから絞ることです。

ステップ2 予算を考える

希望を全て詰め込んだ土地を見つけても、もしかしたら予算を上回るかもしれません。
土地の予算としては、総予算の3割前後にするのが好ましいです。
土地にこだわるあまり思うような注文住宅にならないように、バランスを考えて予算にあう土地を探すのがコツです。

ステップ3 実際に土地を探す

希望のエリアから予算にあう土地を探しましょう。
土地探しは、ポータルサイト・不動産屋・住宅メーカー・工務店などで紹介してもらいます。
ここでのコツは、「満点を目指さない」ということ。
すべての希望を取り入れると、土地探しは難航しやすいです。
難航しているうちに、他の気になる土地が売約済みになってしまう可能性もありますので、理想と現実の折り合いをつけることが大切です。

ステップ4 現地に足を運ぶ

希望の土地が見つかったら、実際に足を運んでください。
ペーパー上や、紹介先からの情報だけでは多くは得られません。
・周辺の雰囲気
・交通量の多さ
・日当たり
・住居に接する道路における、車の通りやすさ
以上3点は足を運ばないと分かりませんので、チェックが必要です。
また可能であれば、日中だけでなく夕方や夜間、平日と休日で変化があるのかも確認するとよいでしょう。

土地探しのポイントや注意点


土地探しに失敗すると、余計に費用がかかったり、理想の注文住宅が建てられなくなったりする可能性があります。
そうならないよう、注文住宅で土地を選ぶ際に、チェックしておくべきポイントや注意点についてご紹介します。

地盤は頑丈か

日本は地震大国と言われており、地震によるリスクが大きいため、地盤が頑丈かどうかが重要になります。
もともと埋立地だった場所、地下水が通っている場所は、地震による地盤沈下や液状化が懸念されます。また、農業が栄えた地域では田んぼを埋め立てた場所が多くありますが、ここも水はけが悪く軟弱地盤であることが多いと言われているので注意が必要です。
これらの場合、地盤の補強工事で補えることがほとんどですが、余分にかかる費用を予算に組み込まなければなりません。

浸水被害・土砂災害の可能性

川の近くの土地は台風などで川が増水すると、大切なマイホームが水浸しになるかもしれません。また、山沿いの地域に居住する場合、土砂災害の危険性も潜んでいます。
ハザードマップで浸水や土砂災害の可能性を把握しましょう。
過去の浸水被害や土砂災害の状況を知ることで、今後の予測もできます。
できれば、浸水被害や土砂災害の可能性の低い土地をおすすめします。

日当たり

日当たりの良い土地を選ぶと、家の中に日が差し込むことで明るくなり、雰囲気がよくなります。
洗濯物を外に干す場合は、お日様の力も借りられますね。
周りの建物との位置関係で、午前と午後の日当たりに差が生まれることもありますので、時間を変えて下見をするとよいでしょう。
角地は日当たりがよく、開放感があるので人気の区画です。
少なくとも道路に接する2面が活用できますので、駐車場や庭の位置も融通がききやすいです。
また角地は、見渡しがよいので防犯にも繋がります。
中地よりも価格は高いですが、日当たりや開放感重視の方におすすめの区画です。

周辺環境

候補の土地の周辺環境は整っていますか?
どのような雰囲気の土地が希望かにもよりますが、これからご紹介するポイントもチェックしておくのが得策です。
・スーパーやコンビニが近隣にあるか
・病院が近くにあるか
・公園が近くにあるか
・子どもの保育園・幼稚園・学校までの距離
・治安はよいか
以上5つのポイントは日常生活に欠かせない項目ですので、確認すべきです。
車生活の場合も、急な買い物に活躍するコンビニや、子どもの遊び場が徒歩圏内にあると便利ですよ。
実際に足を運び、一生暮らす土地として環境が整っているのか、雰囲気も肌で感じてくださいね。

ライフラインの整備状況

もともと家が建っていない場所などは、上下水道・ガス管が整備されていない可能性があります。
ライフラインの整備にかかる費用は、土地の所有者が負担しなくてはなりません。
ガス管が整備されていない場合、都市ガスかプロパンガスかの違いでランニングコストが大きく変わってきます。どちらにもメリット・デメリットがありますので、それらを検討するのも土地を選ぶポイントです。

土地の広さ

敷地にあまりに余裕がないと隣家との窓と窓の距離が近くなり視線や騒音、匂い、日陰などの問題も出てきます。また、車社会の地域に住む予定の方であれば、車を必要台数分停められるスペースの確保も大切です。

建ぺい率・容積率・高低差

建ぺい率・容積率は、防災や景観などの目的のために、「土地の広さに対してこの大きさまでの家を建ててください」と建築基準法で定められています。
土地を購入して注文住宅を設計しようとしたが、思うような間取りで建てられない、という事態が起こらないように注意が必要です。
また高低差がある土地の場合、造成工事や擁壁工事が必要になります。希望の土地が宅地でない場合には登記変更が必要になりますし、登記変更のためには測量などの費用が必要になったりします。
土地によって、土地代金以外の費用が掛かることもある為、メリット・デメリットを把握して土地を選びましょう。

まとめ


土地探しの流れはステップを踏めば、決して難しくありません。
注文住宅の土地探しの流れとコツをおさらいしましょう。
・希望を書き出し、優先順位をつける
・エリアを決め、予算に応じた土地を探す
・探した土地に足で出向く
土地探しは注意点や確認ポイントも多いですが、長期に渡ってライフプランにあった場所を探してください。
また満点はないことも頭に入れておけば、後悔しない土地探しができますよ。