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耐震調査ってどんなことするの?来たる地震のためにできること

災害大国である日本。最近のニュースでは、地震によって家が倒壊するなどといったショッキングな映像が流れることもしばしば見受けられます。これからも地震などの災害と付き合っていく必要がある中で気になるのが今住んでいる家の耐震度。いざというとき、大切な家族や周りの人々を守ることができるのか、事前にチェックしておくことができれば安心です。今回の記事では、そんな家の耐震度を調べることができる耐震調査についてご紹介します。具体的にどんなことをするのか、時間や費用はどれくらいかかるのか、など詳しく説明していきます。

耐震調査とは?どんなことをするの?

耐震調査とは、大きな地震が発生した際、住宅に倒壊しないくらいの強さ(=耐震性)があるのか調査をすることを指します。耐震調査によってお住まいの家にどんな弱点があるのか把握し、今後それをどうするべきなのか対策を立てることが、耐震調査の主な目的です。弱点が見つかった場合には耐震リフォームの必要性も出てきます。

一般の家でも耐震調査をする必要があるの?

地震大国の日本において、建物の倒壊を防ぐことで自分の家族や近隣住宅の人々の命を守ることは大切です。そのためにも、耐震調査を通じて倒壊を未然に防ぐことが必要となります。
日本における住宅の耐震基準は、大きな地震が発生するたびに厳しくなっています。なのでお住まいの家が今の耐震基準と比べてどの程度の強度なのか、把握することも大切です。

耐震調査は誰に頼めばいいの?

耐震調査を行うには「木造耐震診断士」という資格を持っている必要があります。耐震調査には、市町村で実施しているものと各業者が実施しているものがあり、どちらも資格を有する担当者が対応します。市町村で実施している耐震診断の場合は市の補助事業という扱いのため、昭和56年5月31日以前に作られた住宅のみが対象です。
それ以外の住宅で耐震診断を行いたい場合は、各業者に有料で依頼をする必要があります。

耐震調査って時間はどれくらいかかるの?立ち会う必要あり?

耐震調査は、家の規模によっても変わりますが一般的には1~2人の診断士によって3〜4時間ほどで完了します。
なお、耐震調査が行われている間は、住人は立ち会うことが規定によって決められています。そのため耐震調査を依頼する際は、上記の時間を目安にスケジュールを開けておく必要がありますのでご注意ください。
依頼した業者によっては床下や屋根裏も確認することもありますが、その際はプラスでもう少し時間がかかるのでこちらも事前に確認しておきましょう。

家のどの部分が見られるの?入ってほしくない部屋がある場合はどうすればいい?

基本的には全てのお部屋を確認することが大切ですが、ただ、どうしても入ってほしくない部屋があれば、立ち入らず調査をすることも可能なので事前に業者に伝えるようにしましょう。

耐震調査にかかる費用はどれくらい?

大体の場合、6〜7万円前後かかると想定しておくと無難です。
ただし、家の広さや設計図面の有無によって費用は変わります。耐震調査は設計図面をベースに行われるため、それがない場合はその分手間がかかってしまいます。そうすると、費用も設計図面がある場合に比べて高くなってしまうので注意が必要です。

事前にできることをして、大切な家族の命を守ろう

地震大国である日本では、いつ大きな地震が襲ってくるかわかりません。耐震調査では現時点で家の耐震性がどのくらいであるのか確認することができます。弱点が見つかった場合は耐震リフォームをして補強することもできます。あのときやっておけば良かった、、、ということにならないためにも、事前に耐震調査をしてみることをオススメします。

佐久地域で耐震調査を頼むなら

長野住環境企画では主に佐久地域を中心に耐震調査の依頼を請け負っています。一般的には点検口からの目視だけが多いですが、当社では床下・小屋裏(天井裏)に入っての調査、室内の間取りや破損個所の確認、外壁・屋根の劣化状況など、可能な限り確認させていただきます。
より詳しいお話を聞きたい場合は、こちらからお問い合わせください。