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NJKの家づくり

満足できる家づくりのすすめ。家づくりは完璧を求めすぎないがポイント

人生において大きな買い物になるマイホームの購入。後悔したくないという想いから、他の人がSNSなどで挙げている家づくりの失敗例などを調べる人も多いのではないでしょうか。長野住環境企画でも、以前このような記事で家づくりにおいて注意するべき点についてご紹介させていただいたことがあります。

しかし、他人の家づくりの事例を意識しすぎることはあまりオススメしません。
今回の記事では、
● 他人の意見には惑わされすぎない方がいい理由
● 自分たちが満足できる家づくりのポイント
● 長野住環境企画が大切にしていること
以上について詳しくご紹介します。

他人の家づくり失敗事例は参考にしない方がいい?

最近よくSNSで見かけるのが、家づくりで失敗したことや後悔したことを羅列した投稿。家づくりの先輩方が、自身の経験をもとに「ここはこういう理由で後悔した」「住んでみてから失敗だったことに気づいた」など、これから家づくりを始める人たちへのアドバイスのような形で事例を紹介しています。

確かにこれらの情報は有益なものが多く、家づくりの参考にされる方も多いと思います。長野住環境企画でまとめたこちらの記事でも、そうした生の声をもとにした事例を多く挙げています。

しかし、そうした意見を鵜呑みにしすぎることは良くないと思います。
家は建てる場所やそれぞれの家族のライフスタイルによって違って当然のもの。他人にとって悪かったところが自分たちにとってもそうであるとは限らないし、反対に他人にとって良かったことが必ずしも自分たちにとっても良いことであるとは限りません。

つまり、家づくりは自分たちの理想や自分たちの今までの生活を反映したものを土台にして考えていくべきであり、他人の意見に引っ張られすぎてはいけないものであると思います。

新しく家を持ったらこんなライフスタイルで暮らしたい、
今までの生活ではここが不便だったから、新しい家は不便さを感じないような造りにしたい、
など、自分や家族と向き合ってその時の自分たちに合う家づくりをすることが大切です。
その過程で、他の人がSNSで挙げていた事例がもし自分たちにも当てはまると感じるのであれば、参考にすると良いかもしれません。

自分たちが満足できる家づくりとは

では、満足できる家づくりを行うにはどのようなことが大切なのでしょうか。
それは、家づくりに完璧を求めすぎないことだと思います。
「失敗したくない!」という気持ちから、つい完璧な家づくりをしようと力んでしまう方が多くいらっしゃいます。
完璧を求めることは決して悪い事ではありません。一生に何度もない家づくりです。失敗したくないと思うのは当然のことです。そして自分のお城になる家です。希望がたくさんありますよね。そういったことからつい、思ったことを完璧に再現したい!と意気込んでしまうのです。

「失敗したくない」と、はやる気持ちを落ち着かせ、「自分たちには何が必要になるのか」や「自身の変化や、子どもの成長で想定される変化に対応できるプランにする必要性があるのか」などを考えてプランを作ることが、何より失敗を減らせる方法です。
当社での打ち合わせの回数が多く、長期にわたるのは、時間をかけてお客様とともにそうした検討をしていく必要があるからです。

また、年を重ねていくと生活の形はさまざまに変化していきます。そうしたときに、あまりに用途を限定した部屋を作ってしまうと少しの変化が必要になったときにも、対応が出来なくなってしまったりします。「それ」にしか使えない空間というのは、後になって使いづらさが出てくるものでもあります。具体的な例としてはファミリークローゼットもその一つです。ひとえにファミリークローゼットと言っても、導入理由はさまざまあります。その理由によって、どこに配置するかで将来的には使わなくなってしまうケースもございます。またファミリークローゼット専用にスペースが必要になりますが、かといって、個々の部屋に収納がなくて良いのかという検討が必要になります。子どもが成長して自立心が芽生えたとき、家族とクローゼットを共有することに抵抗を感じる可能性も出てきます。そうした場合に対応できるように子供部屋にもあらかじめ収納を備えるか、いずれ収納が作れるようスペースを作る等の対応を検討することも大切です。そうした場合、個人の収納と家族の収納を作るので延べ面積が大きくなるという別の要素も出てきますよね。

未来を想定しながら打ち合わせを重ねて、お客様の「理想」や思い描く「完璧」が、当初思っていたものから変化しながら、徐々に家づくりが完成されていきます。当社ではこのように、打ち合わせを通して上記で説明したような家づくりを実現することを心がけています。

打ち合わせでは、当社が家づくりのエキスパートとして主導権を握ることもありますが、基本的にはお客様自身で考えて判断してもらうことを大切にしています。そうすることで心残りや後悔を減らしていき、納得のできる家づくりを行うことができます。

家づくりに携わる会社として長野住環境企画が大切にしていること

今ある家族の形や個人の価値観などは必ず変化していきます。また、住み繋ぎが必要になってくることもございます。家はそんな家族やひとり一人の歴史をそっとつつみ、育み、守っていかなくてはなりません。だからこそ、住まいの相談役として末永くお付き合いをしていく必要があります。かかりつけのお医者さんのように、住まいもかかりつけの担い手が必要です。そんな住まいの担い手になることも長野住環境企画の大切な役割のひとつであると考えています。

まとめ

今回の記事では、満足できる家づくりのポイントについてご紹介しました。家づくりは何度も経験できることではないため、失敗したくないと意気込んでしまう方も多いと思います。ですがまずは肩の力を抜いて、自分たちの生活と向き合って家づくりをすすめていくことが大切です。

長野住環境企画では、時間をかけてお客様とともに「自分たちの住まいには何が必要なのか」を考えていくことを大切にしています。また、お客様が頭の中で描いている理想や想いを打ち合わせを通して言語化することも心がけています。きっと当社なら、お客様が満足できるような家づくりのお役立ちができると思います。

当社での家づくりに興味がある方はこちらまでお問い合わせください。