1. HOME
  2. ブログ
  3. NJKの家づくり
  4. 住宅ローンの審査基準とは?

住まいのお役立ち情報

NJKの家づくり

住宅ローンの審査基準とは?

家を建てる多くの人が利用するであろう住宅ローン。みんな当たり前のように利用しているから自分も問題ないだろうと簡単に考えてしまうのは危険です。住宅ローンの審査に通らないと家づくりそのものを諦めなくてはならない場合もあるため、しっかりとその審査基準を理解し、審査に備えておくようにしましょう。
今回の記事では、住宅ローンにはどのような審査項目があるのかをご紹介いたします。

住宅ローンの審査項目とは?

住宅ローンの審査基準は、住宅ローンの申込先によりますが、ほとんどの場合は下記に挙げる4つが主な審査項目です。

年齢


まず一つ目の審査項目は年齢。借りた住宅ローンは長期間にわたり返済していきます。年齢が高すぎるとその分返済に充てられる期間が短くなるため、年齢によっては必要なだけの住宅ローンを借りることができない場合があります。
住宅ローンには”借入時年齢”と”完済時年齢”という審査基準があります。
借入時年齢は住宅ローン申請時の年齢制限で多くの場合は成人である20歳以上です。
一方で、完済時年齢は完済するときに何歳かというもので、75歳未満と定めている場合が多いです。例えば、50歳の方が返済期間が最長35年のローンを申し込む場合は、完済時年齢が75歳であれば、利用可能な住宅ローンの年数は24年となります。銀行によっても異なりますので、検討している金融機関が完済年齢を何歳に設定しているのか確認をしてみてください。

返済期間が短い場合、毎月の返済金額が大きくなることを意味し、収入に対して返済額の割合が高くなるため、返済能力の点から審査に通らない可能性があります。
そのため、申請時の年齢によっては借入額と自分に合った住宅ローン商品を選ぶ必要があるわけです。

健康状態


2つ目の審査基準は健康状態です。健康が理由で休職してしまうと住宅ローン返済の収入源が途絶えることになるため重要な審査項目となっています。多くの金融機関では、住宅ローン融資の条件に団体信用生命保険への加入を必須としているところが多いです。万が一、住宅ローン返済中に返済義務のある方が亡くなられた場合、返済を肩代わりしてくれるもので、この保険に加入していない場合には、貸し倒れのリスクから審査に通らない可能性が高いです。

担保評価額


3つ目の審査基準は担保評価額です。金融機関は住宅ローンを貸し付ける際に、担保を確保します。住宅ローンの場合、購入する家屋や土地を担保とする場合が多いため、その家屋や土地の評価額が審査基準となります。築年数の経った中古住宅や人気のないエリアの場合、評価額が低くなるため住宅ローン審査に影響する場合があります。

年収・勤続年数

4つ目の審査基準は収入と勤続年数です。住宅ローンはほとんどの場合、毎月の給料やボーナスの一部を返済に充てることになるため、年収は返済能力を判断するための重要な基準となります。また、長期間にわたって返済が必要な住宅ローンではその収入が将来にわたり継続的に入ってくるのかを判断するため継続年数がもう一つの基準として存在します。

まとめ

今回の記事では多くの金融機関が採用する住宅ローンの審査基準4つをご紹介しました。住宅購入を検討される際にはぜひ参考にして下さい。ただし、金融機関や商品によって審査基準は異なるため住宅ローンに詳しい専門の方にご相談することをお勧めします。

長野住環境企画にも、住宅ローンに詳しいスタッフが常駐しているため資金計画のご相談もお受けしております。

まずはお気軽にお問い合わせください。

参考:国土交通省「民間住宅ローンの実態に関する調査」
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001333029.pdf