お問い合わせ

住まいに関する不安や心配をスピーディーに解決

TEL:0267-68-0063

間取り相談会

無料・完全予約制・個別対応

機能や流行ではなく、住む人の心と暮らしにフォーカスした新しい相談会。
本当に大事なのは “あなたのご家族に合う形” を見つけること。
営業は一切ございませんので、安心してご参加いただけます。

玄関の色の選び方──「ただいま」の気持ちと、外壁・光・冬の寒さから考える


仕事や買い物から帰って、玄関のドアを開けた瞬間に「ああ、帰ってきた」とほっとする。 そのとき目に入る玄関の色は、家の第一印象であり、その日の気持ちの切り替えスイッチでもあります。

先にまとめると、玄関の色の選び方に「これが正解」という色はありません。ただ、考えるときの軸はあります。外から見たときの外壁との調和、時間や季節で変わる光の当たり方、玄関の中の明るさと暖かみ、そして佐久の冬の寒さ。この4つを順に見ていくと、後悔しにくい選び方が見えてきます。

この記事でわかること

  • 玄関ドアと外壁の色を合わせるときの考え方
  • 玄関の中(壁・床・明かり)の色が、帰宅時の気持ちに与える影響
  • 色選びで見落としやすい、光・汚れ・冬の寒さのこと
  • 縁起や風水といった考え方との付き合い方

玄関の色は「家の顔」であり「切り替えスイッチ」

友人の家を初めて訪ねるとき、「緑色のドアの家だよ」と教えてもらうと、遠くからでも見つけやすいものです。玄関の色は、家の目印になり、通りがかる人が最初に目にする「顔」になります。

一方で、住む人にとっての玄関は、外の世界と家の中を切り替える場所です。参道と玄関アプローチの記事でも触れたように、門から玄関までの道は、気持ちを整える「境目」の役割を持っています。その終点にある玄関の色は、毎日くり返し目にするぶん、気持ちにじわじわ効いてくる部分です。

色が気分に与える影響については、海外の心理学の研究でも、明るさや鮮やかさによって感じ方が変わる傾向が報告されています。ただし、感じ方には個人差があります。色の意味を決めつけるより、「自分たちが毎日見て、落ち着く色かどうか」を基準にするのが、長く付き合うコツです。

外から見る玄関の色──外壁との調和を考える

玄関ドアと外壁の色の組み合わせ例──壁より少し濃い色、壁と近い色、アクセントの色の3パターン

まずは「壁・屋根との相性」から

玄関ドアの色を選ぶときに、よく挙げられる基本は、外壁や屋根の色との相性です。ドアだけを単独で選ぶと、家全体で見たときにちぐはぐな印象になることがあります。

3つの組み合わせ方

組み合わせの考え方は、大きく3つに分けられます。

  • 壁より少し濃い色にする:ドアが外観のアクセントとして自然に引き立ちます。落ち着いた印象にしたい方に向いています。
  • 壁と近い色にする:外観全体がなじみ、すっきりまとまります。やさしい印象になります。
  • アクセントの色を一つ入れる:外観がシンプルな場合に、個性を出しやすい方法です。素材との組み合わせによっては、派手になりすぎることもあります。

どれが良いということではなく、「どんな家に見られたいか」「どんな気持ちで帰りたいか」で選びます。

汚れ・色あせ・日差しも考えておく

  • 白やアイボリー系:明るく、どんな外壁にも合わせやすい一方、ほこりや雨の跡が目立ちやすい色です。こまめな掃除ができるかどうかが目安になります。
  • 黒やグレー系:汚れは目立ちにくい反面、濃い色は熱を吸収しやすく、日当たりのよい玄関ではドアが熱くなりやすいと言われます。西日が当たる向きの場合は、取っ手の熱さも含めて、カタログやメーカーの案内を確認しておくと安心です。
  • 木の色:温かみがありますが、素材によっては定期的な手入れが必要です。

色は「光」で変わる──サンプルで決めきらない

カタログやサンプルの小さな色見本で決めて、実際にドアがついたら「思っていた色と違う」と感じた、という声はよく聞かれます。同じ色でも、面積が大きくなると、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見えます。これは「色の面積効果」と呼ばれ、自治体の景観ガイドラインでも、小さな色見本だけで決めないよう注意が呼びかけられています。

また、朝の光、夕方の光、曇りの日、雪の日では、見え方が変わります。佐久の冬のように雪景色の中では、周囲が白くなるぶん、ドアの色がいつもより濃く、くっきり見えることもあります。

できれば、小さな見本だけでなく、A4サイズ以上の見本を、実際の玄関に立てかけて、朝・昼・夕方と見比べてみてください。照明の色温度の記事でも触れたように、光の色が変われば、同じ色でも印象が変わります。

玄関の中の色──壁・床・明かり

玄関ホールの色と明かりの例──明るい色の壁、暖かい色の照明と足元の明かり、少し濃い色の段の縁

玄関ホールは「明るさ」と「暖かみ」

玄関の中は、外から帰ってきて最初に気持ちを緩める場所です。窓が少ない玄関も多く、明るさが感じ方に大きく影響します。壁は明るめの色にして、照明で温かみを足す、という考え方があります。

部屋を広く見せる色の記事でも触れたとおり、明るい色の壁は空間を広く感じさせる傾向があります。玄関が狭いと感じる場合は、壁の色と明かりで印象が変わることもあります。

床・上がり框・靴の置き場

土間(どま)の色と、廊下の床の色、その境目の上がり框(あがりかまち)。この境目は、意外と見えにくく、つまずきやすい場所です。縁の部分だけ少し濃い色にして、見分けやすくしておく方法もあります。年を重ねたご家族がいる場合は、実家の住まい 5つのサインもあわせてご覧ください。

土の色・木の色になじませる

玄関は、土や木といった自然の素材の色と合わせると、気持ちが落ち着きやすいと言われます。グレージュやアースカラーが選ばれる理由も参考になります。

色より先に見ておきたい──冬の寒さの入口

玄関は、家の中でも外の冷気が入りやすい場所のひとつです。佐久の冬は朝の冷え込みが厳しく、玄関ドアまわりの寒さが気になるご家庭も多いと思います。

ここで大切なのは、ドアの色と、ドアの断熱性能は別の話ということです。色を選ぶ前に、ドアの断熱仕様やガラスの有無、すきま風の出方も合わせて考えます。窓まわりの断熱については窓の断熱と補助金の見かたの記事もご参考ください。

「見た目が好みの色」と「寒さへの備え」、どちらかだけで選ぶのではなく、両方を並べて考えるのがおすすめです。

縁起や風水の考え方との付き合い方

玄関は「運気の入口」とされ、風水などでは色について様々な考え方が紹介されています。一般的には、方位による色の決まりよりも、明るさと清潔さを大切にする考え方が多く紹介されています。鬼門の柊と南天の記事でも触れたように、縁起を担ぐことは、住まいを大切にする暮らしの知恵のひとつです。

縁起を気にされる方は、参考にしながら、ご家族が納得できる色を選ぶのが良いと思います。縁起を気にしない方も、まったく問題ありません。「正解」を探すより、住む人が毎日気持ちよく迎えられるかどうかが大切です。

玄関の色を選ぶ4ステップ

  1. 今の外壁・屋根の色を確認する:写真に撮って並べてみる。
  2. どんな気持ちで帰りたいかを話し合う:落ち着く、元気が出る、やさしい、など。
  3. 大きめの見本を、実際の場所で見る:朝・夕方・曇りの日。
  4. 断熱・汚れ・手入れも一緒に確認する:色以外の条件も並べて決める。

長野住環境企画の考え方

私たちは、玄関の色を「家の顔」の話にとどめず、ご家族が毎日どんな気持ちで帰ってきたいかという視点から一緒に考えます。ヒアリング(カルテ)で暮らし方や好きな色、気になっていることを伺い、外壁や周囲の景色、冬の光や雪とのバランスも見ながら、いくつかの選択肢をご提案します。

「この色が正解」とお伝えすることはありません。選択肢の良い点と気をつけたい点を並べて、納得のいく色を一緒に探します。社内には建築の有資格者が在籍しています。佐久市をはじめ、小諸市・軽井沢町など周辺地域のご相談も承っています。

よくあるご質問

Q. 玄関ドアの色で、後悔しやすいのはどんな点ですか?
A. 小さな見本で決めて、実際の見え方と違った、汚れや色あせが気になった、などがよく聞かれます。大きめの見本を実際の場所で確認すると、後悔を減らしやすくなります。

Q. 風水では、玄関の色は何色が良いのですか?
A. 方位や流派によって考え方は異なります。一般的には、色そのものより「明るさ」と「清潔さ」を大切にする考え方が多く紹介されています。気になる場合は参考にしつつ、ご家族が気持ちよく感じる色を優先して構いません。

Q. 玄関ドアだけ交換するとき、外壁との相性はどう考えればいいですか?
A. 外壁や屋根の色を写真に撮り、いくつかの候補の色見本を並べて確認します。壁より少し濃い色、壁に近い色、アクセントの色のどれが好みかで、選びやすくなります。

Q. 玄関の壁紙や塗装の色も、リフォームで変えられますか?
A. 変えられます。照明の明るさや色合いとあわせて検討すると、印象が整いやすくなります。玄関の寒さが気になる場合は、色の前にドアや窓の断熱を相談されることをおすすめします。

間取り相談のご案内

長野住環境企画では、心理と間取りをテーマにした「間取り相談」(完全予約制・無料)をご用意しています。玄関や外観の色のことも含めて、「どんな住まいなら家族の心が休まるか」を一緒に考えてみませんか。営業目的の相談会ではありませんので、安心してご参加ください。

👉間取り相談のお申し込みはこちら
👉施工事例を見る
👉お客様の声はこちら
👉各種お問い合わせ

参考文献

本記事でふれた「色と気分」「明るさの感じ方」などは、以下の資料を参考にしています。

  • Valdez, P., & Mehrabian, A. (1994). Effects of color on emotions. Journal of Experimental Psychology: General, 123(4), 394–409.
  • Elliot, A. J., & Maier, M. A. (2014). Color psychology: Effects of perceiving color on psychological functioning in humans. Annual Review of Psychology, 65, 95–120.
  • Oberfeld, D., Hecht, H., & Gamer, M. (2010). Surface lightness influences perceived room height. Quarterly Journal of Experimental Psychology, 63(10), 1999–2011.
  • 生活堂「玄関ドアの色の選び方」 https://www.seikatsu-do.com/exterior/entrance/column/entrance-door-color.php
  • All About「玄関の風水」(リフォームガイド) https://allabout.co.jp/gm/gc/458488/
  • 調布市「景観づくりのための色彩ガイドライン」第3章(色の面積効果) https://www.city.chofu.lg.jp/documents/2753/shikisai-3.pdf
  • 玄関マスター「玄関ドアを黒にする良い点や注意点」 https://genkanmaster.com/2021/11/22/entrancedoor-black-goodpoint/

※ 色の感じ方には個人差があり、上記は傾向を示す資料です。風水は一つの考え方であり、効果を保証するものではありません。


「色と心理」シリーズ


住む人の心の健康を大切にした家づくりなら、長野住環境企画にお任せください!

長野住環境企画は、佐久地域のお客様からのご紹介や口コミで支えられてきた
地域密着型の工務店です。
私たちは単に家をつくるのではなく、
住む人の「心の健康を大切にした家づくり」を行っています。

間取りと心理の関係をコンセプトにした、唯一の工務店として
「安心・安全で、心まで安らぐ住まい」をご提案いたします。

長野県佐久市でリフォーム・リノベーション、
新築戸建ての注文住宅をお考えなら
ぜひ、長野住環境企画にお任せ下さい!

お客様のご期待を超える感動をお届けします。

お気軽にお問い合わせください
最近の記事
おすすめ記事
  1. 玄関の色の選び方──「ただいま」の気持ちと、外壁・光・冬の寒さから考える

  2. 参道を歩くと、なぜ気持ちが整うのか──神社の「アプローチ」に学ぶ、門から玄関までの道

  3. 地震のあとも、この家で暮らせるか?──耐震診断と「在宅避難」から考える住まいの備え

  1. 地鎮祭

  2. 高気密・高断熱の家とは?メリット・デメリットをご紹介

  3. お風呂のカビさん

おかげさまで、たくさんのお客様よりご指名をいただいております。
現在、お見積り・工事のご案内までお時間を頂戴する場合がございます。お急ぎの方はお早めにご相談ください。

お問い合わせはこちら

おすすめ記事

PAGE TOP