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時を受け繋ぐ住まいの甦生 2021.06.16
当社の、ひとつの事業分野として多くの民家再生を手掛けてまいりました。
祖先が建てた大切な家をつぶさず受け繋いでいく・・・
かつての家づくりにおいては、梁や柱など材木は使える限り何度も繰り返し使い回すのが当たり前のことでした、それが本来の日本の家づくりの形であったのです。
古材、古木の美しさは、古びることで味わいや深みが増していきます。年数が経過した木の色は、どんなに良い材料や高度の技術で真似をしても、その古色に勝てるものは有りません。
それは、長年その家族や家と共に時を過ごしてきた歴史があるからなのです。
今回も、年月を重ねるごとに風合いや艶を増す美しさに魅了されたお施主様の思いをもとに、家族の思い出を育み、大切に守り、耐震性や断熱性など、次世代のライフスタイルにあった性能や利便性を確保しながら、居心地の良いお住まいを甦生させています。
今後も、甦生の様子などをご報告していきたいと思います。乞うご期待ください。
小平
