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お知らせ

お風呂のカビさん

湿気ジメジメの季節ですね。
家の床もしめっとしています。何とも言えないあのしめっと感。。。
遠藤です!ここ数日、梅雨とは思えない晴天が続いていましたが、雨模様が戻ってきましたね。
沖縄はそろそろ梅雨明け間近と言う事で、夏本番ですね。

この季節、気になるのはやはりカビ!
特に気になるお風呂周りの、入浴後に出来る対策をお伝えします。

カビの発生する要因は湿気(70%以上)と温度(20~30℃)、そして養分(皮脂やほこりなどの汚れ)です。

温度対策
浴室の壁や床に水をかけて温度を下げます。
浴槽にお湯を張ったままの方はフタをして、湯気で室内が暖まるのを防いでください。
お水をかける事で壁や床に残った埃・皮脂汚れ・石鹸カスなどを落としてカビの栄養源となる汚れもある程度落とすことができます。
もうひと手間かけるとするなら、壁を水切りワイパーなどで水切りすると乾燥も早くなりますし、水垢の予防にもなります。ワイパーは幅広のものを選ぶと広い範囲で水を切ってくれるので効率的ですが、カウンターや棚などの小物があると使いにくいのでご家庭の浴室に合った大きさのものを選んでください。

湿気対策
浴室内に溜まった湿気を逃がします。方法は2つあります。
換気扇を回す
換気扇を使う場合は最低でも2時間はつけっぱなしにと言われていますね。お風呂の大きさやその日の天候にもよるので、24時間つけっぱなしと言う方、朝まで付けて置くと言う方等様々です。
換気扇を付ける場合は、お風呂の窓は開けないでくださいね。窓と換気扇の周りの空気だけが循環してしまうので室内の空気が回りづらくなってしまいます。
換気扇を活用する場合はお風呂の窓とドアは閉めて、ドアについている給気口を開けてください。
ドアに給気口がついていないというお家はドアを少し開けてください。全部あけてしまうと脱衣室や他の室内に湿気が渡ってしまうので要注意です。
ドアについている給気口はほこりなどがたまりやすく、そこにカビが発生することもあるので、定期的に確認してお掃除をしてみてくださいね。
窓を開ける
窓を開けて換気する場合は、お風呂の窓と、対角に当たる窓を開けて空気の流れを作ってください。
対角に窓がない場合は、脱衣室などの窓でも大丈夫です。
空気の入口と出口を作ってあげる事で空気の流れを作って効率を良くします。
窓を開けて換気扇を回すと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、換気扇の所でも書いたように窓と換気扇の間だけでの換気になってしまい全体の換気がしにくくなってしまうので要注意です。
また、雨の時は外の湿度の方が強く、湿気が室内に入ってきてしまうので外の湿度が高い時は換気扇での換気をおススメします。

これから湿気の強い季節になりますが、参考になれば幸いです!

ちなみに、ユニットバス交換工事の際に水垢や鱗がつかないお風呂がいいと言われる事が多いです。
率直に言うと、水垢を付けない為には水分をふき取ることが一番効果的です。それが一番大変なんですけどね。。。
水垢が出来るメカニズムは、水分が蒸発する際にミネラル分がそこに残って固まるからです。
なので水分が残った状態で乾燥をさせるとどうしても水垢が残ってしまいます。そこで水キレの良い素材などでなるべく早く水が切れる様に各メーカー工夫して素材を作っています。
水の成分の状態は地域によって様々なので、地域によっては中々対策に苦慮している方も多いかと思います。
お手入れ性は同じですが、水垢の目立ちにくい淡い色の壁や浴槽を選ぶと、目立ちにくくなります。あくまでも目立ちにくいだけなので、水垢のつく頻度は変わらないです。

雲が夏の様相になってきましたね!
今年は色々なお祭りも開催が決定しているようなので、賑やかな夏になりそうです。
熱中症になる方も多くなってきているようです。体調にお気をつけて過ごしてくださいね。

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