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お知らせ

こどもみらい住宅支援事業について 2022.04.14

三月末より申請がスタートしました、こども未来住宅支援事業についてご説明したいと思います。
ちょっと長くなりますが、お付き合いをお願いします!

簡潔に言いますと、一定の条件と範囲を満たした工事をした物件に補助が出るというものです!
一定の条件と言うのが、断熱性能の向上や省エネ改修などになります。
●新築・新築分譲住宅の購入の場合●
①ZEH、Nearly ZEH、ZEH Ready、又はZEH Oriented
②高い省エネ性能等を有する住宅
③一定の省エネ性能を有する住宅
で延べ面積が50㎡以上の住宅になります。

リフォームが少しややこしくてですね・・・
●リフォームの場合●
①開口部の断熱改修
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
③エコ住宅設備の設置
上記のいずれかを含む工事であり、1申請あたりの合計補助額が5万円以上となる事 となっています。
また、上記の条件にプラスして子育て対応改修や耐震改修、他の項目(工事の内容は指定されています)なども追加で申請が出来ます。

「1申請あたりの合計補助額が5万円以上」とは、どういうことかと言いますと、リフォームに関しては部分ごとや大きさ・面積・個数ごとに補助金額が設定されています。
・断熱材の施工については、一定以上の使用量をクリアしている場合に、部位ごとに
・外窓交換・内窓設置・ガラス交換の場合は、大きさにより設定された金額を、設置個数ごとに
・省エネ設備については節水水栓や節水型トイレは導入台数ごと、高断熱浴槽や高効率給湯器は1戸ごとに
と言ったようにそれぞれの工事内容によって決められています。その合計補助金額が5万円以上からでないと申請が受け付けられません。
断熱工事で〇〇円かかったからそのうちの〇〇円を補助してくれる、というものではありません。なかなかややこしいですよね。

さらに、今回は新築の場合については世帯制限が設けられています。リフォームの場合は世帯の制限はありません。

工事の内容 新築・新築分譲住宅の購入 リフォーム
世帯の属性 子育て世帯
(申請時において、子(R3.4.1時点で18歳未満を有する世帯)
若者夫婦世帯
(申請時において夫婦でありR3.4.1時点でいずれかが39歳以下の世帯)
世帯は問わない

世帯の属性や性能の条件によって補助の上限額も変わってきます。

昨年も同様の補助事業があったのですが大きな違いは、今回は現金で補助されると言う所です。申請は原則登録された事業者(住宅販売事業者や施工業者)が行うことになるので、補助される場合、補助金はお施主様の元には入らずに工務店等の事業者への支払となります。直接お客様の手元には入らないのですが、現金として工事に充てられるのは非常に良いかと思うので、ぜひご活用くださいね。当社も事業者登録は完了しております。

こどもみらい住宅支援事業はリフォーム工事も補助されますので、住みながら行うリフォームの場合は、工事の間のお客様の生活はどうするのか、
疑問に思われる方も多いと思うのでご説明します!

水回りがある場合など特に心配になる方も多いと思います。
お風呂やキッチン等は工事の規模にもよりますが、使えなくなる期間が出てきます。純粋にユニットバスの交換だけ、キッチンの交換だけだと1週間~2週間程の工程の場合が多いですが、その間は設備が使用出来なくなります。
工事期間がどのくらいかにもよりますが、仮設のシャワールームなどを設置する、あるいは温泉に行かれる方もいらっしゃいます。
キッチンの場合は簡易キッチンの取り付け、あるいは取り外した古いキッチンを一時的に他の場所につけて工事の間臨時として使っていただく事もあります。工期が短い場合はお客様のご厚意でその間は外食などで対応してくださる方もいらっしゃいます。

また工事が複数個所あり工期が長くなる場合などは、出来れば一括で壊してしまった方が工程的にも短縮は出来るのですがそこはやはり、お客様の生活第一ですので、一部分をやったら次の部分にと言ったように順々に工事場所を変えていきます。
埃や騒音も発生しますのでお客様と相談して、工事の進行やその間の生活の仕方などを相談して工程を組んでいきます。
ご不便をおかけすることも多いリフォームですが、お客様のご協力をいただき工事を進めていきます。

こちらはここ数日の暖かさで一気に桜が満開となりました。事務所からは桜が見えないのですが、通勤路にはたくさんの桜が咲いているので楽しみたいと思います!

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