1. HOME
  2. ブログ
  3. NJKの家づくり
  4. 長野住環境企画に勤める人をインタビューする企画第3弾。

住まいのお役立ち情報

NJKの家づくり

長野住環境企画に勤める人をインタビューする企画第3弾。

遠藤さんは長野住環境企画で唯一の女性スタッフです。お客様との打ち合わせや現場のスタッフと事務所との橋渡しを担当するなど、重要な役割を果たしています。

ものづくり好きは父の影響

子どもの頃からものづくりが好きだったという遠藤さん。ものづくりが好きになったのは、お父様の影響が強いと言います。

「父が、大工ではないのですが職人みたいなもので細かいものを作るのが好きで、(それに影響を受けて)そういうのを子どもの頃からやっていて。意識はしていなかったんですけど、うちの父が庭に鉄棒とかブランコとかを作っていたので、ものづくりに対しては人よりも興味があったんだと思いますね。」

最近では姪御さんのためにおもちゃを作ることにハマっていると言い、段ボールで子どもの好きそうなものを思い立っては作っているそうです。

家づくりのプロフェッショナルとしての流儀

お客様の思いを住宅という形にするのは大変なこと。遠藤さんは、お客様がやりたいと思ったことはなるべくできるような家づくりを意識していると言います。

「なるべくお客様がやりたいって言われたことはできるようにしたいなと思っているので、どのように作るか、どういうもので構成するか、というのは可能な限り調べて作るように心がけています。」

洗面台ひとつを作るにしても、タイルはどんな種類にするのか、水栓はどこから出すのかなど、ひとつのものを作るのにさまざまなプロセスが存在します。全てを滞りなく準備し、かつお客様に満足してもらうことが大切です。

「当たり前なんですけど、どうやってそれができるかというのはお客様にもわからないので、何を用意してどういう風なものを選ぶとこういう形になるのかをはっきりさせて、その中でメリット・デメリットを示さないといけない。」

「やってみてすごい使いづらかったと言われたら大変ですからね笑。」

と、遠藤さんは語ります。

お客様との関係が築けたとき、仕事のやりがいを感じる

ひとりひとりのお客様とじっくり向き合うことを大切にしている長野住環境企画。遠藤さんに、お客様とのやりとりで印象に残っているエピソードを聞いてみました。

「年賀状とかで、”遠藤さんまたぜひ遊びに来てくださいね”っておっしゃっていただいたりして、ああ覚えていてくれたんだなと。家が完成したときは”ああ無事終わった”とか、”今思い返せば大変だったな”と思うこともあるんですけど、それでも忘れないでお名前出してもらったときは嬉しいですし、達成感みたいなものも全然違いますね。」

どんなに大変なお仕事であっても、お客様が記憶に残るような仕事ができたとき、次も頑張ろうというモチベーションが湧き、仕事に対してやりがいを感じるそうです。

話を聞き、100%理解することの難しさ

ひとりひとりのお客様とじっくり向き合うためには、やはりお客様とのコミュニケーションが重要であり、お客様が心の中で思っていることを言えるような環境づくりに会社全体で努めているそうです。

そうはいっても、お客様とのコミュニケーションでは大変に思うことも多いとか。

「話を聞くのって難しいじゃないですか。こっちは家づくりのことをわかって話しているので良いんですが、やっぱりこちらの意図がお客様に伝わらないこともあるんです。」

「会社に入った当初はほとんど素人のような状態で、お客様とわからないことが一緒だったので、お客様がわからない部分が何となく分かるんですけど、ちょっとずつ自分が建物の仕組みを理解してくると、だんだんお客様の目線に立つというのが難しくなってくることがあるので、そこは気をつけるようにしています。」

専門的な知識が必要になる家づくりにおいて、わからないことがあったときに寄り添ってくれる人がいるととても安心できます。こちら側の目線で話を聞いてくれる遠藤さんのような人がいるととても助かりますね。

お客様にとっての住み良い住宅づくりを

今後長野住環境企画で家づくりに携わるうえで、どのような家づくりをしていきたいか聞いてみました。

「やっぱり住むのはお客様なので、お客様が一番落ち着く家とか住みよい家にしてもらうのが一番良いのかなと思います。」

「住みよい家といっても人によって違うんですよね。最近本当に思うんですけど、私が住みよいなと思っていても、それはお客様にとってはそうじゃないこともあると感じることもあります。」

価値観は人によって違うもの。家づくりにおいてもそれは同じで、多種多様な要望があると遠藤さんは語ります。
だからこそ、お客様それぞれの立場に立って考え、そのお客様にとってのベストな提案を心がけていると言います。

お客様は知識の宝庫

家づくりにくるお客様は百人百様。家族間ではもちろん、家族内でも人それぞれの価値観があり、家づくりではそうした多様な価値観をうまくまとめて、提案をする必要があります。

「お客様って知識の宝庫だと思うんです。」

遠藤さんはこう語ってくれます。

「多くのお客様と関わらさせていただいて、その都度さまざまな情報を確認したりすることで、お客様がどのようなことを気にするのかなどについて勉強することができたと思います。」

「お客様は私にない着眼点をくださるし、考え方の幅を広げてくれます。」

お客様とともに家づくりを進めていくという素敵な意志を感じることができた遠藤さんのお話でした。

編集後記

社長やスタッフから絶大な信頼を得る遠藤さん。インタビューの中で、お客様と自分の考え方や感性が違うという点に言及されることが多かったことから、ひとつの考えに縛られず、柔軟な考え方ができる方であることが伝わってきました。
自分の思っていることを妨害せず、まず聞いてくれるのはとても安心できること。家づくりには不安なことも多くあると思いますが、長野住環境企画では安心して家づくりをおこなうことができるという印象を受けました。