読書が好きなご家族のために家族の本が置ける、皆で本を読んでいられる空間をつくると言うのが大きな要望でした。

リビング

リビングの壁が斜めになっている特徴的な外観の建物です。前方の家との視界の交差を避けたことや、窓を正面ではなく斜めにとらえる事で視界が広がり空間を広く演出できます。
ダイニングテーブルやテレビカウンターなどは、天板に曲線を用いて線でつながるようなデザインに。
リビングから続く階段部分には、文庫本サイズの本が収納できる本棚になっています。

畳の部屋

家族用に畳の部屋が欲しいとのご要望でリビング横に7.5畳の畳部屋を設けました。一部フローリング張りにし、ワークスペースとしてワークデスクと本棚を造作しました。
収納量の多い本棚を和洋室に造作することで、リビングに圧迫感が出ないよう配慮しました。ご家族の本をこちらに収納してそれぞれの場所で読書が出来るようになっています。

キッチン・キッチン納戸

対面式キッチンの横にはカップボード、そしてキッチン納戸を設けています。

和室・ドライスペース

LDKとタタミスペースを完全なプライベートの空間として、動線を分けた和室を客間としています。
デッドスペースになりがちなバルコニーへの出入り口には、天井からの吊金物をつけドライスペースとして活用できるようにしました。