長年の夢を実現!感動のリフォーム!
初めまして、長野住住環境企画様のHP制作をさせていただいたビーズクリエイトの戸澤と申します!
今回、長野住環境企画様と”15年以上のお付き合い”になる小池さんに、リフォームのことや長野住環境企画様についてお話しを伺いすることができました!
長野住環境企画の小平社長とスタッフの遠藤さんにも、リフォーム時の苦労話をお聞きすることができましたので、これから佐久市・小諸市でリフォームや注文住宅を検討されている方は是非参考にされてください!
Q:音楽の教員でいらした小池さんがホームコンサートができる音楽ルームを作る(リフォームする)ところからお付き合いが始まったとお聞きしておりますが、長野住環境企画様との最初の出会い、きっかけについて教えていただけますか?
小池さん:
「お家を直そうと思っているんだ」と友人に話したら「じゃあリフォームの会社を紹介するよ!」と紹介していただいたのがきっかけです。
小平社長:
まずはお宅を拝見させていただきました。屋根裏から床下まで全部見させていただきました。(古いお家だったので)100年の埃を払わせてもらい、そのときにコンサートをやりたいというお話しがでました。バロック系の音楽が好きだとお聞きしたので、そのような洋風の外観にしようと。
小池さん:
それと、それまで玄関が無い家だったので、玄関が欲しいと伝えました(笑)明治時代の鹿鳴館のようなデザインという要望で音楽ルームを作っていただきました。
Q:コンサートもできるお部屋を作るということで、苦労された点はありますか?
小平社長:
楽器もピアノや弦楽器、管楽器など様々ありますので「音をどれだけ抑えるか」ということがポイントでした。
小池さん:
通常より音が響くピアノが2台あるので、調律師さんのアドバイスを聞いて響きすぎないように調整しました。弦楽器が一番綺麗に聞こえるかな。私はフルートも演奏するんですが、フルートも気持ちいいです。あの部屋で演奏すると全然音の響きが違うので。
小平社長:
最初は吹き抜けにしようと思いましたが、そうすると2階にある和室がなくなってしまうので。
小池さん:
そうですね、和室は叔父さんも好きな部屋だったので残して良かったです。
(音楽ルームの真上に位置する和室。叔父さんが大好きな部屋だったので残すことに)
小平社長:
それもあって天井の高さが取れないので、床を下げる形で対応しました。ただ遊びに来た人が大変でした。
(床を下げることで天井高を確保した音楽ルーム)
小池さん:
天井が綺麗なので、見惚れて入ってくると段差に気づかず転ばれてしまうので、譜面台を使って注意を促しています。
小平社長:
そのような感じで、一番最初はピアノ2台があるのでコンサートが出来るような空間、そして玄関が欲しいということでした。そのほかにも色々とお話しを聞かせていただいて、何度も打ち合わせに来ていただきました。最初は「私、そんなに(打ち合わせ)来れませんよ!!」と言われて、いやぁ厳しい方だなぁと思いました(笑)
小池さん:
当時、本当に仕事が忙しくて(笑)
小平社長:
それでもかなり打ち合わせの回数は多かったと思います。
Q:なぜ長野住環境企画様にお願いすることを決めたのでしょうか?決め手について教えてください。
小池さん:
とにかく古い家(築100年以上)でしたので、これまで何度もリフォームを行ってきました。お金が貯まったタイミングで、ちょこちょこリフォームを繰り返し行ってきていたので、チグハグな部分がありました。また、それまでは母が古くからお付き合いのある地元の工務店さんにお願いしていたのですが、任せっきりで完成するまでどんな風になるかわからなかったんです。それはそれで良かったと思うのですが、自分がリフォームをお願いするときには、ちゃんと完成図が見れて、イメージできるのが良いと思っていました。リフォーム前に完成図を見せていただいたのは長野住環境企画さんが初めてだったんです。それもあって是非お願いしようと思いました。
(最初のきっかけとなった小平社長”手書き”の図面。温かみが感じられますよね!)
(もちろん後でPCで作った図面も制作します)
ここからは手書き図面と施工後の画像を対比しながらご覧ください。
小平社長:
結構コンセプトを決めるまで時間かかるので…というのも、まず小池さんがどのような生活をしたいのかを認識してからじゃないとダメで、適当じゃ何でもよくなってしまうし…「こんな風に住みたいよね!」というイメージが固まっていかないとダメで。だから色々なお話しをさせてもらったり、全然関係ないお話をしたり。そういうお話を聴きながらコンセプトをまとめていくので。でも、よくまとまりましたよね?(笑)
小池さん:
ほんと、ありがとうございます(笑)当時は本当に仕事が忙しかったので、壁紙などはお任せで選んでいただきました。
Q:家全体のリフォームも視野にいれて、音楽ルームの設計も行ったのですか?
小平社長:
全体のリフォームをやるかやらないかは、その時点でわからなかったですが、一応やる方向で考えておきました。(後で全体のバランスで不具合が出ないように)全体のリフォームは高さをどうするかがポイントでした。なるべくバリアフリーにしたくて、特に小池さんのお母さんが動く範囲はそのようにしました。また音楽ルームと同じ曲線のデザインを取り入れました。曲線の半径をどうするか?は時間をかけて考えました。
小池さん:
「音楽ルームと同じだね!」と遊びに来た方に気づいていただけて嬉しかったです。
(キッチンからもお母様の様子がすぐわかる間取りに)
(もちろんバリアフリー)
(天井には音楽ルームと同じ曲線を取り入れ、広々とした家の中にも統一感があります)
小平社長:
大工さんと「あーでもない、こーでもない」とかなり、すったもんだがありました(笑)昔からの梁を活かしたいといったら、それはできるとかできないとか(笑)もちろん耐震性も計算してありますから、あと100年は使ってもらいたいです。
小池さん:
ねぇ!他の業者様ではできないと言われていたことも実現してくれて、こんな広々とした空間にしてもらって、普通じゃできないですよね!
小平社長:
色々と苦労したけど、楽しかったよね?
小池さん:
楽しかったです!出来上がってくるのが楽しかったです。1年かかったので、その間アパート暮らしをしていましたが、それはそれで楽しかったです(笑)音楽ルームは出来上がっていたのでピアノの練習に来たり、洋服をとりに来たり、ちょこちょこ出来上がる様子を見に来ていました。
Q:全体リフォームで苦労された点はありますか?
小平社長:
これだけの規模なので、色々ありました。例えば、お母様から「ツバメの巣を壊さないで」というご要望をいただいたので、ツバメが巣立つまで待ってから工事を行いました。本当に色々なドラマがありました。また工事は図面通りに進むわけではないので、壁や天井など壊してみないとわからないことも多々あります。柱を生かすのかどうするのか?などその場で即断即決を迫られることもあります。最終的に大工さん4人でやったんじゃないかな。
小池さん:
最後の追い込みは凄かったです。棟梁級の方達を集めて、手際良くやっていただきました。
遠藤さん:
うちの大工さんのオールスターです(笑)
小平社長:
私は大変でした(笑)あっち行ったらこう言われ、こっち行ったらこう聞かれ(笑)
Q:長年の夢だったリフォームが完成されて仕上がりはいかがですか?
小池さん:
もう、大満足です!!一番心配していた叔父さんにも喜んでいただいて。
小平社長:
そうですよね、自分の思い出のある実家を加工しちゃうわけだから。喜んでもらえて、ほんと良かったと思います。
小池さん:
叔父さんも近所を回って「この辺で一番に良い家だ!」と言ってくれました(笑)
小平社長:
ウクレレを演奏される方だったんで「音がいいね!」って言ってくださった時には本当に嬉しかったです。その後急に亡くなられたので、思い出すと切ないですね…
Q:一番のおすすめポイント、お気に入りのポイントはどこでしょうか?
小池さん:
全部そうですが、ピアノの部屋ができたときには、この部屋があれば一生、生きてけいると思いました(笑)
Q:ホームコンサートができるお部屋を作りたいと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
小池さん:
私はもともと千葉で教員をやっていて、その時の音楽仲間の家でコンサートをしていたので。そこでお友達も増えたので、こちらに来てもそういうことができたらいいなと思っていたんです。まずは一生懸命働き、お金を貯め、あのお部屋を作ってもらいました。15、6年経っても全然、古臭くないし、かえって渋みというか深みが出て。当時、母も応援してくれて、リフォームしたいと言ったら「お母さんのお金みんな使っていいよ」というから「やったぁ💓」と言って(笑)
Q:音楽ルームが完成した時に、ここ(長野住環境企画さん)ならお任せできるな!と思って、全体リフォームを?
小池さん:
もちろんです!一生面倒みてもらいたいと思いっています。完成後のケアもそうですし、困った時にはすぐに来ていただけますし。とにかく何でもお願いしています。全てお任せです!(笑)庭木の手入れも長野住環境企画さんを通してお願いしていますし、トイレにトラブルがあった時はすぐに連絡しました。すぐに来ていただけます!私の姉夫婦も何かあると「長野住環境企画さんに相談すればいいよ!」といつも言っています。
小平社長:
弊社では蕎麦打ち体験などイベント事を開催しているのですが、お客様がスタッフになって協力してくれます。
小池さん:
長野住環境企画さんを通して知り合ったお友達が、必ずコンサートにも来てくれて、お手伝いしてくれて、そういう輪が広がっています。
小平社長:
コンサートに来て、お部屋を見て触発されてリフォームをお願いしてくれた方もいますよね。
小池さん:
そうですね!コンサートに来ている方で「是非うちもお願いしたい!」という方がいます。
Q:いままでお家を見られた方はみなさん感動されたと思いますが、印象に残っていることとかありますか?
小池さん:
みなさん、必ず褒めてくれます。なので鼻が高いです 、ほんとに!
小平社長:
おしゃれにできたよね、小池さんらしい家だと思います!
Q:住んでみてわかったことや、気づいたことはありますか?
小池さん:
音楽ルームはうちの叔母が来た時に「隅の細い部分まで本当に丁寧にキチっとやってくれたんだね」と言われ、嬉しく感じました。収納もベンチにしてもらったり。細かい部分が違います。ちょっとしたとことなんですけど、普通じゃない。玄関にあるバイオリンの棚はサプライズで作っていただきました。
Q:打ち合わせしたわけじゃないけど、そういうサプライズもあるんですね!
小平社長:
押付けている部分もあるかもしれないけど(笑)完成を楽しみにしてくれていたし、ピアノばかりじゃあれだから、弦楽器にしたんです。
小池さん:
それに合わせてバイオリンの傘立てを買ってみました(笑)
Q:社長のそういうアイディアは、その場で思いつくものなのですか?
小平社長:
一番は小池さんとお話ししていく中でイメージングしていくので、とにかく沢山色々なお話しをしましたよね?
小池さん:
しましたよね!
小平社長:
仕事だけじゃなくて、色々なことに対する考え方、音楽に対する考え方などその会話の中でイメージが膨らんでくる。だから本当に会話が大切なんだよね。この人はどんなものが欲しいのだろう?というのをコンセプトとしてどこまで作り出せるか。そして「小池さんにはこれが合うだろう」というものを自分で決めて作っていく感じ。でもよく色々選んで決めたよね(笑)
小池さん:
リビングの方のリフォームは仕事を辞めた後だったので、ほんとうに楽しかった。カタログの隅から隅までみました。
スタッフ遠藤さん:
弊社にあるカタログ、全部お渡ししました!
小池さん:
カーテンもどん帳式にしました。大きな窓がスッキリして見えるし、楽しい。母は朝起きると、カーテンをあげるのが毎朝の仕事でした(笑)
小平社長:
キッチン周りは遠藤が作業者の目線で色々と提案してくれました。
スタッフ遠藤さん:
アイランドスタイルのキッチンは初めて担当したんですが、色々とアイディアを出させていただきました。
調理作業の導線や掃除・片付けを考慮するのはもちろんですが、小池さんがいつも使っている食器や調理器具、しまいたい物の大きさなどを確認してからレイアウトや収納を考えました。
小池さん:もう、ばっちりです!
小平社長:
時間はかかったけど楽しかったでしょ?
小池さん:
出来上がっていく過程が楽しかった。壁紙一つ決めるにも、素材や特徴を教えてもらいながら決めるのが楽しかった。音楽ルームは仕事が終わってから打ち合わせに行っていたので、夜遅くまで打ち合わせしていたので大変でしたが(笑)時間をかけた分だけ完成した時の喜びがあります。
小平社長:
家って、いろんな思い出がでてくるでしょ?
小池さん:
そうですねぇ…
小平社長:
色々な切ない想いでもあるし。(涙ぐみながらお話しする小池さんを)見ててわかるよ。「家を創る」っていうのは、ただ商品を作るってことじゃなくて、その中に色々なドラマがあって、ご家族との大変な時期もあって、それもまた一つの歴史、ドラマだよね。
小池さん:
ほんとにそうですよね。
社長さん:
そういうものに携わらせてもらうことは、本当に有難いことだと思う。
Q:長野住環境企画さんは人生のパートナーのような存在ですね。
小池さん:
本当にそうです。お墓の移動もしてもらいました(笑)
小平社長:
移動して正解だったよね!
小池さん:ほんとですね!前の場所だったら今いけないですもん!
Q:これから家を建てよう、リフォームしようと検討されている方にアドバイスをいただけますか?
小池さん:
まだ業者さんとか決まっていない方なら長野住環境企画さんを絶対におすすめします!こだわりがあったり、時間がかかることもあるかもしれませんが、そこを理解していただければ、絶対おすすめです!お若い方でも、お金の面でも、相談に乗ってくれるし、実際にこれまで紹介したお友達もみんな喜んでくれいますし!
小平社長:
感謝だね。うちのイベントに来て一緒に楽しんでくれるのも本当に感謝だよね。
小池さん:
私もそれだけのことをやってもらっているので…コンサートのプログラムを刷っていただいたり、お菓子を届けていただいたり、お花を送っていただいたり、ビデオまで撮っていただいたり…一緒に創っているという、そんな感覚です。
小平社長:
楽しいよね!(笑)
小池さん:
家もそうですけど、いろんなことを一緒に作っていく過程が楽しいです。
本日は素敵なお話しを沢山聞かせていただき、ありがとうございました!
※こちらの施工事例ページも是非ご覧ください!→ホームコンサートができるピアノ室
〜あとがき〜
長野住環境企画の小平社長より
「是非、当社が作ったお客さんの家を実際に見てほしい。ウチがどんな仕事をしているのか理解してもらうためには、それが一番だから。」というお話をいただき、今回のインタビューが実現しました。
当日は小池さんの手作りプリン(とても美味しかったです)をいただきながら、いろんなエピソードを聞かせていただきました。
お話しの途中で、時折目に涙を浮かべながらお話しされる小池さんがとても印象的でした。
~長野住環境企画さんが作っているもの~
今回お話しを聞かせていただいて、強く感じたのが長野住環境企画さんが提供しているものは「家」ではなく『繋がり』だということです。
人と人との繋がり。
仲間を思いやり、支え合い、励ましあい、一緒に悩んで一緒に笑う。
今のデジタル時代では、とても貴重なことだと思いました。
その貴重な“つながり”を提供しているのが、長野住環境企画さんでした。「え!そこまでやるんですか?」というくらい、寄り添ってくださいます。
「人によっては距離感が近すぎて、嫌という方もいるかもしれませんね(笑)」と社長はおっしゃっていましたが、私は逆に何でも相談できる心強いパートナーだと思いました。家族以外に何でも相談できるパートナーがいるという安心感は、何事にも代え難い価値ではないでしょうか。
今回のインタビューを通して、小平社長の懐の広さ、暖かく優しい人間としての器の大きさにとても感動しました。「是非、当社が作ったお客さんの家を実際に見て欲しい。ウチがどんな仕事をしているのか理解してもらうためには、それが一番だから。」その言葉の意味を身を持って体感することができ、本当に勉強になりました。とても清々しい気持ちで車を運転して帰ったのを鮮明に覚えています。
〜スタッフ遠藤さんがこっそり教えてくれました〜
実は、長野住環境企画さんとタッグを組む職人さんのレベルも最高峰でした。技能五輪という技術を競う大会で優勝・入賞している方が多数いるとのこと。なるほど、超一流の職人さんとの信頼関係、阿吽の呼吸があるからこそ実現できることなのだと納得しました。
小平社長曰く「こだわりの強い職人というと“頑固なイメージ”があるけど、そうではなくて、本当に良いもの、長く使えるもの、お客様に喜んでいただけるもの、そういう感覚が共有できる職人さんとの連携があるから実現できることがあるんだよね!」
絶対に譲れないポイントが似ていて、美の観点を共有できる職人さんとの魂レベルでの連携があってこそ、お客様が触れた瞬間に感じ取れる愛情や優しさがあるのだと思いました。
本当に良い家に長く住みたい方は、是非お問い合わせください!じっくりと耳を傾けてくださいますよ!